ひまわり

皆さん、こんにちは。

前日、主人の母が亡くなりました。
81歳です。
私にとってはもう1人のお母さんでした。
母は去年の夏に胃がんが見つかり
年は越せるかわからない。
そう主治医に言われていました。
最後は緩和ケアの病気で息を引き取りましたが
眠るように旅立ったそうです。
主人は東京、私達は大阪。
そこから福岡に向かう。
私達が母に会った時は自宅のお布団の中で
本当に寝ているような顔でした。
告別式での僧侶の法話のお話です。
人は生まれた時から死に向かって歩いている
その中でどのような人生を送るか。
亡くなられた故人の死を通して
普段あまり考えない
生きるとは何か
死とは何かについて考えて欲しい。
うまく言えませんが
このようなお言葉でした。
ケアマネ試験勉強を通じて
色んな方からメールを頂きました
生きて行くのが辛い
でも、死にものぐるいでケアマネの勉強をしていますと。
今の世の中
生きにくこともあります
でも
母の人生を映し出した写真のスライドを見ていて
本当に苦労していたと思いました。
いや
母に限らず、私の母もそうです。
時代的なものもありますよね。
昔の人は辛抱するのが当たり前だったのかもしれません。
子供が成人し、孫も出来て
そして、穏やかな生活を送る
二人の母を見てそう思います。
何かをしようと思っても出来なかった時代でもあるかも知れません。
特に女性は。
私は主人に
お母さんは幸せだったと思うよ。
娘から手を握ってもらい
旅立つまで一緒にいた。
今の世の中はなかなかないよ。と。
でも主人は
日本の平均寿命より短かった。
そう言いました。
確かに平均寿命より数年は短かったのですが
長さではない。
どのように生きるか。
どのような人生を送るかだと私は思いますし
子供達にも、そう話しました。
学校
仕事
結婚
今の時代
全ては自分の意思で決められます
親がどうの
学歴がどうの
会社が、世間が…
ではなく
全て自分で選べるのです。
そういう時代に生まれている
全ては自分次第。
母の死を通して
今の幸せ
そして目指せる環境にも感謝しました
私の実家の畑の隅に咲いていたひまわりです
母に聞きました。
なんで、この時期にひまわりが咲いとると?
母は
知らんよ。
種が落ち取ったのかなぁ。
畑の片隅に
真っ直ぐ太陽の方向を向き咲いているひまわり
そのひまわりを見て
誰が水をやるわけでもない
肥料をやるわけでもない
でもこんなに立派に育っている
道端で子供達に
あなた達も
こんなひまわりのようにならんとね。
ママはこんなひまわりのように
生きていきたい。
そう話しました。
🌸ぴよりん🌸
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